/ DO IT YOURSELF
スイスウォールはDIYでも塗りやすく、スイスやドイツで長く親しまれてきた安心の塗り壁材です。日本でも古くから使われてきた伝統的な漆喰は、その材料を調合して作るのも職人の技術の1つとして熟練の経験を必要とされてきました。スイスウォールはその工程を終えた状態でお届けいたしますので、一般の方でもすぐに塗ることができます。
3ヶ月以上熟成させて出来上がるスイスウォールは、蓋を開けたらかくはん機で混ぜるだけですぐ塗ることができます。
生クリームのように柔らかいので、女性やお子さまでもDIYで塗ることができます。また、塗る道具を使い分けることでさまざまな仕上げパターンを作ることができます。
自然の力で固まっていくスイスウォールは、合成樹脂などの化学物質を必要としません。だから匂いもほとんどなく、お手入れもとても簡単です。
内装用スイスウォール
スイスウォール一番よく使われているカルクウォールは、内装で使えるコテ塗りの漆喰で、厚みやパターンもしっかり付くだけでなく、骨材を含んでいるので、なめらかに仕上げることも、荒さを出すこともできます。生クリームのような状態で塗りやすく、コテを使って楽しくDIYをすることができます。
内装用スイスウォール
スイスウォールで唯一ローラーで施工することができるのがこのカルククリームです。カルクウォールに比べると厚みはつきにくいので多少ひび割れが出やすくはなりますが、小さなお子さんでもローラーなら楽しくDIYすることができますね。
雨の日や、温度が低い日は乾きにくいため、晴れ間が続く日を作業日に選ぶことをおすすめします。
養生は周りを汚さないだけでなく、仕上がりのきれいさにも影響します。
ひび割れなどの原因になり、仕上げに影響しますので、丁寧にパテを塗りましょう。
下塗りの段階で下地が完全に白く隠れるまで塗ることで、美しく仕上がります。下地処理後、それぞれにあったミネラル下地材を塗布します。
下地材を2~3分程度かく拌し、隅は刷毛で輪郭を取って、平面は下地が白く隠れるくらいまでローラーで塗り広げます。全体に塗れたら部屋を換気し、24時間しっかり乾燥させます。
下地塗装が完全に乾いたら、仕上げ塗りをします。塗る範囲をあらかじめ決め、順番に塗り進めましょう。
コテで何度もこすると艶ムラが出るため仕上げ塗りはさっと仕上げるのがポイントです。はじめに、塗りもれがないようコテで薄く(1~2mm厚)全体に広げ、乾かないうちに上塗りし、仕上げていきます。(目安:2mm厚/骨材0.5mm)仕上げ塗りでプラスチックのコテやブラシを使って、パターンをつけることもできます。
カルククリームを中毛ローラー全体に塗り広げます。
ローラーのツノができる場合は、やわらかいコテなどで表面を軽くならしてください。