機能と効果
どのような作用が働いてスイスウォールの天然の空気清浄効果が生まれるのでしょう?
石灰石から漆喰となる製造過程の中にその働きの理由がたくさんあるのです
「多孔質って何だろう?」
それは、細孔(細かい穴)が集まって構成されているもののこと。漆喰は石灰で出来ていて、その成分はカルシウムが変化していくのですが、このカルシウムをどれだけ細かく加工できるかによって細孔の大きさが変わります。漆喰にとって、この多孔質の細かさと質の良さが一番重要となります。なぜなら、この多孔質構造が良い室内環境作りの役割を果たしていくからです。
/ SWISS WALL BREATHING
壁が呼吸するってなんだろう?
スイスウォールは、細かくなったカルシウムの部屋(多孔質)で、水分や空気を吸ったり吐いたりしています。壁の中に余分な湿気を吸うので、夏は森林や山頂のように自然の中にいるような涼しさを感じられます。そして冬には、部屋が乾燥しすぎるのを防いでくれます。
空気を吸ったり吐いたりして
年中さわやかな空気に
調湿効果のおかげで、結露を防ぎ
カビやダニの発生を抑制する
冬場に部屋の中の熱を
逃さず温かな空間に
/ SWISS WALL DECOMPOSE
カルシウムのチカラってなんだろう?
漆喰に含まれる「水酸化カルシウム」が空気に触れると「炭酸カルシウム」に変化します。この時に様々な反応によって、私たちの部屋の空気をキレイにしてくれるのです。水酸化カルシウムは、高いアルカリ性でカビを増やさないことや、イオンのチカラで匂いを中和すること、化学物質を中和するなど、生活に役立つ効果を発揮するのです。
高いアルカリ性で
細菌の活動を止める
空気中に潜むホルムアルデヒドを
無害化することができる
漆喰のマイナスイオンで
臭いの元をシャットアウト
/ SWISS WALL MIRROR
結晶の輝きってなんだろう?
スイスウォールは、光が当たると透明感のある輝きを持ち、白さが際立つと、実際にお使いになられたお客様からお声を頂きます。高純度の石灰が漆喰として固まると、方解石(カルサイト)のような結晶を作り出し、光の乱反射を起こし、透明感のある輝きで明るい空間を創り出します。特に夏場の外壁では、赤外線反射率が高く、外壁が熱くなりません。
漆喰の表面の結晶化によって光を反射し、
半透明で輝くよう白さに
太陽の赤外線を91%反射するので、
夏場に家が熱くなりにくい
太陽の光を室内の漆喰が反射するので、
柔らかな光が部屋を包む
/ SWISS WALL GENTLE
安心できるものってなんだろう?
毎日の中で長い時間を過ごす家だから、安全で身体に優しい住まいづくりが大切です。スイスウォールは、環境に優しく無害な建材として、ヨーロッパの品質基準をクリアしています。さらに、「安心安全」だということを誰の目から見てもわかるように成分を完全明示しています。
ヨーロッパの様々なエコ建材の規格を
取得している、国内唯一の漆喰
合成樹脂を含まず、部分的な
補修がしやすい
どんなものを製品に含んでいるか
自分の目で確かめられる
/ SWISS WALL CONTINUATION
再石灰化で継続するってどういうこと?
丁寧に加工された消石灰から作られた漆喰は、空気中の二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムになって固まり、家を守る硬い壁になります。自然のチカラで長持ちする=持続することができるスイスウォールは、様々な効果で家の空気をキレイにするだけでなく、環境に優しく、長く愛着を持てる素材になってくれるのです。
空気中の二酸化炭素と反応して石に戻る
性質があるから硬く強くなる
風化はあっても劣化はないため、世界中の
お城などにも使われるほど長持ち
製造から廃棄のすべての過程で
環境負荷が少ない素材