Maintenance
お手入れの話
自然素材のスイスウォールを使った家では、特別なお手入れの方法があります。
とはいえ、汚れを落とすだけなら、その手順は拭き掃除と同じぐらい簡単です。ここでご紹介する方法でお手入れしていれば年月を経るごとに素敵な家に成長させることができます。
メンテナンスに必要なもの
(カルクウォール0.5mm仕上げの場合)
・カルクウォール300gパック
・容器
・水
・ウエス
・霧吹き
・歯ブラシやスポンジ
・養生できるもの(新聞紙など)
・コテ
画鋲などでできた穴を埋める
画鋲やネジを止めた穴の補修
漆喰の壁は傷がついたら嫌だから穴をあけたりするのが嫌と思う方も安心してください。カルクウォールはこういったちょっとした穴の補修も簡単にできます。
歯ブラシを使って楽々補修
容器にカルクウォールを取り出して、水を1:2の割合で入れてよく混ぜます。それを歯ブラシやスポンジなどにとって穴に擦り込むように塗り込んでいきます。
仕上げに一手間
穴が埋まれば、最後に濡れたウエスやスポンジで補修箇所を抑えたり、模様を揃えてみてください。乾燥する(乾燥期間:1日)と周りと同化して補修した箇所がわからなくなりますよ。
手あかなどのくすみや汚れを落とす
角やスイッチ周りの汚れ補修
生活をしていると、よく手をつく場所や触れることの多いスイッチ周りは汚れやすいもの。特に小さなお子さんがいればなおのことです。こんな汚れも漆喰であれば簡単補修でキレイに元通り。
身近なものでお手軽メンテナンス
手垢汚れは、消しゴムを使えば簡単に消してしまうことができます。消しゴムで汚れた箇所を上下左右・斜めにこすってみると表面の汚れが落ちていきます。
いつでもキレイな壁を
また、多少取れにくい汚れの場合は紙やすり(#240〜)を使ってこすると汚れが取れることも。1年に1回の大掃除のタイミングでお子さんと一緒にやってみましょう。
取れない汚れにはタッチアップを
頑固な汚れや染み込んだ汚れなどには、上記の穴を埋める補修同様に、水と1:2で混ぜたカルクウォールを歯ブラシやスポンジで上からタッチアップしてみてください。
仕上げにひと手間
こちらも上記同様に、最後に濡れたウエスやスポンジで補修箇所を抑えたり、模様を揃えて乾燥させれば完成です!
剥がれやひび割れを補修する
出っ張りの剥がれの補修
階段の角や家の出っ張り部分の漆喰は剥がれやすいので、角の剥がれが目立ってきたら、補修をしましょう。
補修の準備はこれだけ
床を新聞紙など養生のできるものでカバーして、補修する部分を水で濡らします。ウエスで濡らしても、霧吹きを使っても大丈夫です。
漆喰のタッチアップ
カルクウォールと水を1:2で混ぜたものを歯ブラシやスポンジにつけ、剥がれたり、ひび割れたりした部分を埋めていきます。(コツは多めにとってそれを伸ばすこと!)
仕上げに一手間
表面に沿ってコテで漆喰を抑えながらスライドして表面をキレイに整えます。2〜3日乾燥させ、修復部分が目立つ場合は、歯ブラシや紙やすり(#400)でこすってなじませます。