自然素材でCO2排出量を削減
地球温暖化は人類が直面している最大の課題の一つです。
温暖化を少しでも遅らせるためには、エネルギー消費量を大幅に削減する必要があります。
建設によって大量の温室効果ガスが排出されています。
新築は多くのエネルギーを消費し、既存の建物は概ねエネルギー効率が劣ります。
したがって、建物をリノベーションして使い続けることは、環境と経済的な観点から理にかなっています。
スイスの建物の85%以上が築20年以上であるため、リノベーションの促進が重要な時期に来ています。
リノベーション?リビルド?自然素材の建材はどちらにもメリット
建設業界とすべての住宅や不動産所有者には、温室効果ガスの排出削減に貢献する義務があります。
どの建物も少なからず地球温暖化の原因になってしまう要素を持っています。
建築における温室効果ガス排出量のほとんどは、建設中に発生します。
ですから新築時には、建物が長い間使用できるように、そして必要に応じてリニューアルできるよう、できる限り持続可能かつ「賢く」建設しなくてはなりません。
建て替えの場合は、既存の材料を再利用する事が望まれます。残念ながらこれは、20世紀の半ばから使用されている合成樹脂を多用した新建材では不可能なことです。
一方、壁土の粘土やコルクなどの純粋な天然の建築材料は、ほとんど制限なく再利用することができます。
また、再利用ができない場合でも純粋な石灰、粘土等のように、自然に還す事ができます。
自然素材の建材生産はCO2排出量を最小限に抑えられる
建物は外皮(建物の屋根、壁、窓などの部分)に二酸化炭素排出の多くの原因があります。
しかし、ここでも、自然素材の建材はその限りではありません。
自然素材なら材料の調達・抽出と加工の工程でさえ、一次エネルギーはほとんど消費されません。
木材や石灰は自然界から調達でき、地中深くから抽出したり、合成樹脂のような複雑なプロセスで生産する必要はありません。
自然素材の建材なら少ないCO2排出量で生産することがでるのです。
スイス漆喰の原料の石灰は、スイスまたは近隣諸国で産出されてされるので生産工場まで長距離運送の必要がありません。
気候変動による新しい建築要件
既存の建物の改修や新しい建物を建設する際には、気候変動によってもたらされる変化を考慮する必要があります。
温暖化によって気温が上昇し、夏の暑さはより厳しく、冬の寒さは穏やかになっていくと考えられます。
効率的な断熱および冷却のソリューションが重要になってきています。
暖房で室温を上げるのは生活環境の快適性を損ないます。
暖房器具による暖房を好まない人も多いものです。
現在、スイスでは一般家庭のエネルギー消費量の4分の3以上が暖房に使われています。
効率的な断熱が冷暖房エネルギーを節約することは明らかです。
自然の建築材料はその理想的な物理的特性のおかげでエネルギー消費を削減する役割を果たします。
外装用のカルクファサードはほとんど太陽熱を蓄えません。
明るい色のカルクファサードを使用すれば、太陽光の反射率はさらに高くなります。
夏の陽射しが強く、気温が40℃を超す強烈な暑さの地中海には白壁の連なる街並みが見られます。
強い日射で建物が温められるのを和らげる効果が利用されているのです。
塗り壁材の内装は、冬は室内を保温し、夏には涼しさを保って冷房効率を上げます。
自然素材の建材なら、健康、環境、廃材の問題にも安心
20世紀半ばから多くの建物の建設で、新建材が使用されました。
新建材に使用される殺生物剤やその他の添加剤は、その一部が有毒であり、安全性を確保した上で使用しなくてはなりません。
しかし、必ずしもすべての安全性が証明されているわけではありません。
今日、私たちは人工添加物がアレルギー、喘息、頭痛を引き起こす可能性があることを知っています。
外装材に使用されている殺生物剤の成分は、長年にわたって洗い流され、地面に浸透していきます。
改修時には、これらの建材は専門業者に依頼して正しく処分しなくてはなりません。
処分が困難な建材よりもこれからの住まいや建築には耐久性のある自然素材の建材を使う人が増えていくでしょう。
天然スイス漆喰は、殺生物剤や他の人工添加剤などの合成添加物を含みません。
さらに、SWISSWALLが生産する自然素材の建築材料のほとんどはビーガン(完全菜食主義に始まり、健康・環境・動物愛護にまで及ぶ思想)であるため、これからますます多くの人々が取り組み始めるであろう健康と環境にやさしいライフスタイルに対応しています。
SWISSWALL社(スイス)のブログより
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