House Dust

ハウスダストについて

キレイな空気で暮らすための知恵

ハウスダストの正体とは

ハウスダストの知識と対策

ハウスダストに悩む女性のイラスト
Information.01

ハウスダストの発生源について

ハウスダストはホコリのことだけじゃないって知ってる?

ハウスダストというと部屋の中にある小さなホコリが思い浮かびますよね。実際には、ハウスダストには様々なものが含まれていて部屋や空気の汚れの原因になって、酷くなると住む人の健康に害をもたらす原因になります。厳密には部屋の中にある1ミリ以下の室内塵のことで肉眼では見えにくいものです。中でもアレルギーを引き起こす原因物質である、ペットなど動物やヒトの皮屑(フケ)、カビ、ダニ、および細菌などがあり、生活の中から出る繊維クズや土ほこりなども含まれます。

ハウスダストの種類 イラスト

ハウスダストが集まってホコリになる

ハウスダストが部屋の空気の移動により集められ、目に見えるホコリになった時点では、その中に様々なものが混ざっています。繊維クズなど繊維質のものに外から入ってきた土ほこりや、部屋の中で繁殖するダニやカビや細菌などが絡みついて大きくなっていきます。驚くことに、1gのホコリの中には、ダニが約2千匹、カビが3〜6万個、そして細菌が10万個〜それ以上も含まれていると言われています。ダニはカビを餌にし、そのダニの糞や死骸にカビが繁殖します。

ダニ
カビ
細菌
花粉

参考:一般社団法人日本家政学会研究発表
「室内塵中の成分分析」

Information.02

ハウスダストとアレル物質

アレルゲン・アレル物質ってなに?

人間の体には有害な物質が入ってきた時に「抗体」を作って除去する「免疫」という作用があります。この「免疫」システムが過剰に反応して身体を攻撃してしまうのがアレルギー症状の仕組みです。アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」または「抗原」と呼びます。花粉・ダニ・ハウスダスト・食物・薬物などがあります。どのアレルゲンに反応するかはその人によって異なります。

アレル物質が体内に入る イラスト

アレル物質が体内に入る

体が抗体を作り結合 イラスト

体が抗体を作り結合

症状を起こす物質放出 イラスト

症状を起こす物質放出

アレルギー症状発症 イラスト

アレルギー症状発症

アレルゲンが体内に入り反応すると、「IgE抗体」というタンパク質を作ります。このIgE抗体が、皮膚や粘膜の下にいるマスト細胞と結合して待機しており、次のアレルゲンとの接触時にマスト細胞からヒスタミン等の症状を起こす物質が放出され様々なアレルギー反応を引き起こします。

体調不良は空気のせいだった!?

アレルギー反応は鼻炎や皮膚のかゆみだけではありません。知らず知らずのうちに、身体が反応を起こしていて、咳や痰がいつも出るとか、疲れが取れにくい、だるい、などの症状もあります。関係ないと思っていた部屋の中の空気の環境があなたの健康に関わっている可能性は大いにあるのです。

子供がアレルギーで苦しんでいるイラスト

[ 体の疲れが取れないのはアレルギーが要因のひとつかも ] アレルギー症状 には色々なものがある!?

代表的な症状
体の不調の原因になる症状
Information.03

ハウスダストが増える室内環境

空気中に舞うと9時間も漂い続ける!?

空中に浮遊しているハウスダストが舞い続ける大きな要因が静電気です。ビニールクロスは静電気が起こりやすいため、空気中に浮遊したハウスダストを吸い寄せ、壁の汚れになったり、また浮遊したりを繰り返します。また、調湿機能の低い部屋では、湿気の逃げ場がなくなり湿度が高くなるためダニとカビが増殖しやすい環境を作ります。風通しが悪い家の造りでは、部屋の空気の換気が適切に行われず、ハウスダストが家に滞留するのを助けてしまうことになります。

【 ハウスダストが増える3大要因 】

風通しが悪い室内環境 イラスト

風通しが悪い室内環境

静電気が多い室内環境 イラスト

静電気が多い室内環境

調湿ができない室内環境 イラスト

調湿ができない室内環境

ハウスダストが多く存在する場所

では、ハウスダストは家のどの場所に多く存在するでしょうか。イメージ通りで、ハウスダストの約50%が床に多く存在します。特に床のハウスダストは人の動きで舞い上がりやすく、部屋の中の空気の汚れは床から約30㎝の間が最も汚れていると言われています。つまり、乳幼児の呼吸をする高さであること、また、寝室で横になる高さが近いということになります。
その他のハウスダストは、静電気によって壁に吸着していたり、高所に降り積もっていることが多いので、こまめに拭き取るなどの小掃除が必要になります。

ハウスダストゾーン イラスト
Information.04

ハウスダストと漆喰について

ハウスダストの少ない環境づくりに貢献できる

ハウスダストが部屋の中に発生しにくい、または、飛散しにくい環境作りとはどういったことが考えられるでしょうか?大事なことは、もちろんハウスダストを出さないことですが、繊維クズや土ほこり、花粉など避けられないものもあります。家の中で過ごす時間は長いということを考えると、室内空気環境を整えることが自分や家族の健康に過ごすことの第一歩ということになります。そこでスイスウォールシリーズの漆喰がどういったことでハウスダスト対策に貢献できるかをまとめてみました。

ハウスダストの少ない環境づくり イラスト

[ 天然の漆喰だからできること ]天然スイス漆喰 の部屋ではハウスダストを減らせる!!

代表的な症状
体の不調の原因になる症状
漆喰のここはスゴイ!!

天然スイス漆喰の部屋に住まれている方々の声を聞いてみると、その効果を実感するまでにそう時間はかからないようです。部屋で過ごしてみると1〜2日で床の壁に沿った部分にホコリが溜まっていて、壁にぶつかったホコリがそのまま垂直に壁の真下に落ちるのを実感するのです。掃除しても床面にホコリが落ちている部屋が当たり前だった生活とは驚くほどの差があるというお声をいただきます。

|

空気のことを深く知ろう

Other air quality menu